≪ ≪ 手間を掛けて造るから安心できる!! ≫ ≫


 当店の製品は、もともと反復の使用を前提としており、リベットやボルトで固定するのとは違って本格的な製法で製作していますので、避難用としては堅固過ぎるかもしれませんが、それだけに安心して使用することが出来ます。

 特長は、以下の通りです。


 【ロープは伸びる】
ロープは14㎜φの国産ビニロン製1本当たりの破断荷重1.8t を使用しています。合繊の中でもビニロンは比較的熱に強いと言われていますが、それでも張力を加えた状態で炎にあぶられると簡単に切断してしまいます。そこで少しでも太いもののほうが安心感を与えてくれます。
   
(( 不燃性ではないので、時間を要する三階以上でのご使用には充分ご注意下さい。))

※ 【最上段はきつい】
28㎝幅の製品は最上段だけですが、ステップと壁との間に指が挟まらないようにスペーサーが入っています。二段目以下はぶらぶらしていて、昇降の際にはつま先が隙間を作り壁から浮いた状態になるのでさほどの不自由さはありません。

 【樫の棒】
ステップは34cm間隔になっており、樫材なので手にやさしい。。
前面に壁の無い状態では自然と足が前方に行ってしまい、一時的に全体重が手に掛かります。その場合に握りやすさが重要なポイントとなります。

※ 【接合部】
柔らかいロープと硬いステップを接合する際にボルトやリベットを用いて圧接するだけでは繰り返し負荷がかかるので必然的に緩みが生じてしまいます。そこでロープの芯に釘を貫通させて固定しています。
   また、この部分にプラスチック製の部品を用いると経年劣化でひびが入ることがあるので使用していません。

 【銅線で保護】
一般のロープ関係業者が製造するものは、この上から紐を巻いて保護してありますが、これは反復して使用するうちに結び目が解けてしまう恐れがあるので当店では1.6㎜φの銅線を用いています。したがって 『避難用以外には使用しないで下さい。』 などということもなく、あらゆる用途にご利用していただけます。

※ 【取り付け】
縄ばしごを直接窓に取り付ける為の、窓枠に被せるような金具が必要な場合には他メーカーで金具のみでも販売していますので、別途お求めください。
https://item.rakuten.co.jp/bousaikan/490005/#490005
しかし、実際に使用した場合、胸よりも高い位置にしっかりと握ることの出来る物が無いまま不安定な状態で外に身を乗り出すことになり、恐怖心による転落事故に繋がる恐れがあるので、頑丈な造作を設置することをお勧めします。

 【壁面に優しい】
ボルトなどの突起物が無いので作業に使用しても壁を傷つける心配がありません。
     (シートで養生した斜面でも傷めることなくお使いいただけます。)

 【二人まで】
定員は2名ですが、安全係数は金具も含めて10倍以上あります。

 【長さの指定もOK】
しばしば高層階用のお問い合わせをいただきます。技術的にはいくらでも可能なのですが、前述の不燃性ではないことと、目方の問題(28cm幅20m:17㎏)がありますので、1~2階層下へ降りる目的のものをお勧めしています。
以前、在トルコ共和国日本総領事館の領事の方から6階用避難ばしごの注文を頂きましたが、もしも使用中に炎が出た場合には途中の階へ避難するようにお願いした経緯があります。

 店頭には常時サンプルも展示していますので、『とげぬき地蔵尊』 へお参りがてら、気軽にお立ち寄り下さい。また、規格品以外の長さの製品や作業専用の45cm幅の物なども受注生産しておりますので、ご相談下さい。
 なお、数量がまとまった場合や業者の方への販売価格につきまして、当初より卸値にて設定しています為に表示価格のままの販売となります。ご容赦下さい。